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モザイクプロット代替案

昨日、Tableau User Groupというイベントに参加し、ある方から『モザイクプロット』(モザイクチャートとも言う)を 実装できないかという質問を受けました。

モザイクプロットは市場シェアの分析などに使うチャートです。 ゼロックス社のサイト に参考となるイメージがあります。この場合、縦軸が年代のシェア、横軸は性別のシェアです。

見た目はTableauにあるツリーチャートに似ていますが、ツリーチャートは軸のコントロールができません。 いろいろ調べてみましたが、結論から言うと(いまのところ)Tableauでは実装できない模様です。

という訳で、同じ内容をTableauで表現する方法を考えてみました。

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本来のモザイクプロットであれば、下段の積み上げ棒グラフの横幅(つまり太さ)が エリアシェアに連動して変わりますが、Tableauでは思うように実装できません。

そこで二つのチャートを組み合わせて、エリアシェアとエリア内カテゴリーシェアを見せています。 フィルタを連動し、エリアの並び順はSales合計の降順で統一しています。 年度を切り替えても、左からセールスボリュームの多い順に上下でエリアが一致します。

これによりそれぞれの地区のボリューム感とプロダクトの構成比が同時に確認可能です。

実際のモザイクプロットとは異なりますが、そこに含まれている要素は このシンプルな二つのグラフで代替できると思います。

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栄養バランスのとれた食事

今回のアウトプットは、インターンとして勤務する慶應大4年の山田さんが実装しました。

Tableau歴は3か月弱、当ファイルの実装は正味2~3週間程度でしょうか。

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食生活に関するシミュレータで、女性らしい非常に華やかなアウトプットですね。

本人いわく、個々の表とフィルターの対応など、ユーザビリティを考慮したデザインになるよう工夫したそうです。 実際に関連情報やその選択肢が整理されており非常に使い易くなっています。

Tableauのフィルターや凡例は、デフォルトでは右端に集約されます。 ダッシュボード上に複数のワークシートを表現する場合、デフォルトのままでは フィルターや凡例がどのグラフと関連しているのか分かりにくくなります。

グラフや数表での表示内容が優れていても、ユーザビリティが悪いとそのアウトプットの価値を大きく損ないます。 Tableauでは細かな整形も容易ですので、最後の仕上げとしてフィルターや凡例の見せ方などの調整をお忘れなく。

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日付データの調整

Tableauはアメリカ生まれのBIツールのため、日本の一般的な基準と若干乖離が生じることがあります。 その代表例が日付データに関する機能です。

Tableauには、デフォルトで日付を会計年度に切り替える機能がありますが、 米国基準で4月を年度の開始月とすると

2013年1月⇒2013年度1月 2013年4月⇒2014年度4月

となります。しかし、多くの日本企業では

2013年1月⇒2012年度1月 2013年4月⇒2013年度4月

としています。そのため、表示上1年のズレが生じることになります。

また、Tableauの日付データは

年⇔四半期⇔月

というドリルアップ・ドリルダウンが自動的に設定されますが、

年⇔半期(⇔四半期)⇔月

という単位で数値をトラッキングする企業も多いと思います。

これらの解決策をワークシートにまとめました。 (Tableau Publicの仕様上、『2013年度』は英語表記の『FY2013』として表示されます。)

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『1: 通常の日付データ』と『2: デフォルトの会計年度』は問題点の指摘です。

『3: 関数で調整・基礎編』では、関数で日付を1年ずらすことでこの問題を解消しています。

ただ、この場合は以下のような新たな問題が生じます。

新たに1年減算された日付が作成され、日付データが複数になります。 ファイルを共有した場合、アウトプットの表示上は会計年度ですが、データソース上では1年前の日付になるため、 エンドユーザーが困惑したり誤用したりするリスクが高まります。 そのため、使用環境によっては注意する必要があります。

次の『4: 関数で調整・応用編』は誤用リスクの課題を解決しています。また、この中で、

年⇔半期⇔月

の階層も実現しています。

ただし、この方法では新たに作成したデータ(ディメンション)は日付データとして認識されないため、 グラフの作成などに多少不都合が生じます。(『4: 関数で調整・応用編折れ線グラフ』参照)

『3: 関数で調整・基礎編』も『4: 関数で調整・応用編』も万能とは言えませんが 会計年度のズレという課題の解消は可能ですので参考にしてみて下さい。

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